体重の上下より大事なのは水分と代謝
ダイエットを続けていると、体重計の数字に一喜一憂してしまう。
昨日より1kg増えていたら落ち込み、逆に減っていれば「やった!」と喜んでしまう。
けれど、その増減の大半は水分によるものだ。
塩分を摂りすぎれば体に水が溜まり、体重は簡単に1kg以上増える。
真夏に汗をたっぷりかけば一時的に減る。
でも、それは脂肪が減ったわけではなく、単なる水分の出入りにすぎない。
減量が目的なら水抜きも意味があるけれど、ふつうのダイエットにおいては体の水分を減らすこと自体に価値はない。
むしろ水分が不足すると血液が濃くなり、循環が悪くなって代謝も落ちる。
中年のダイエットにとっては健康を守ることが第一歩。
水をしっかり飲んで血液をさらさらに保つことが、数字に振り回されないための大前提になる。
いつでも冷たい水が飲めるウォーターサーバー
手軽に水分を摂る習慣を作るなら、まずは環境を整えるのが近道。
ウォーターサーバーが家にあると、飲みたいときにすぐに冷たい水を注げる。
お茶やコーヒーのお湯も一瞬で出るから、温かい飲み物で落ち着きたいときにも便利だ。
ダイエット的に見ても、甘い飲み物を常備するより圧倒的に安全。
「喉が乾いたら水」という行動が無意識に定着すれば、余計なカロリーをカットできる。
冷蔵庫でペットボトルを冷やす手間もいらないので、意識せずとも自然に飲む回数が増える。
毎日の水分が血流を助け、体調そのものを底上げしてくれる。
持ち歩きやすいペットボトルの水
外出時に水を買うなら、やっぱり手軽なのはコンビニや自販機で売っているペットボトルの水。
どこでも買えるし、飲み終わったあとにつぶして捨てられるのも便利だ。
カロリーゼロで、どんなシーンでも安心して飲める。
炭酸飲料や甘いカフェオレに手を伸ばす代わりに水を選ぶだけで、無駄なカロリー摂取を避けられる。
移動や仕事中の小さな選択が、長期的なダイエットの結果を左右する。
外出先でも水分をこまめにとることで血液の循環が保たれ、疲れにくい体づくりにつながる。
水分と一緒にプラスしたい栄養
ただの水だけでは物足りない、そんなときは少し工夫してみるのもいい。
自分の場合、肌が弱いこともあってビタミンCを意識的に摂りたいと思った。
そこで選んだのが、酸味が心地よくてビタミンCやクエン酸を補給できる飲み物だ。
もちろん砂糖が入っているので「飲みすぎ注意」ではある。
けれど、炭酸ジュースや甘いカフェラテを飲むよりは軽く済む。
「水分をとるついでに必要な栄養も補える」と思えると、自然と続けやすくなる。
疲れやすい中年世代こそ、こうしたリフレッシュ系のアイテムをうまく取り入れたい。
体重の数字にこだわりすぎない
ダイエットを始めると、どうしても数字が気になる。
けれど、汗をかいたぶん体重が減っても、それは「減量」であって「ダイエット」ではない。
体重別の競技をやっている人なら意味があるが、一般の人には一時的な数字にすぎない。
むしろ大切なのは、平均して少しずつ減っていく流れを見ること。
グラフで確認すると、日ごとの波の下にある「右肩下がり」が見えてくる。
一時的な増減は気にせず、1週間単位や1か月単位で判断するほうが健全だ。
サウナやサウナスーツでたくさん汗をかくこと自体は、リフレッシュや代謝を高める意味で悪くない。
ただし、それを「体重を減らす手段」と考えるのは間違いだ。
特に健康診断前に体重を軽く見せようとして水分を減らすのは危険。
血液が濃くなって検査の数値がおかしく出ることもあるから、無理に数字を合わせるのは逆効果。
一時的に軽く見せるよりも、ふだん通りの状態で健康をチェックするほうがずっと大事だ。
脂肪を落とすのは水ではなく生活習慣
水分補給は「代謝を落とさないための土台」だ。
脂肪を燃やすのは、あくまで日々の収支バランス。
摂取を少し抑えて、消費を少し増やす。
そのうえで水をしっかり飲み、血流を保ちながら続ける。
水を飲んだから痩せるわけではない。
けれど、飲まないと痩せづらくなる。
シンプルだけど、この違いを理解しておくと続けやすくなる。
中年のダイエットは「まず健康」という前提があってこそ。
そのための最もシンプルな習慣が、水分をしっかりとることだ。
ゆるおの体験談・まとめ
体重は水分で簡単に上下する。
汗をかいて減った分は脂肪じゃないし、次の日には戻っている。
だからこそ「数字の波に振り回されない」ために、水分をしっかり摂る習慣を持ったほうがいい。
家ではウォーターサーバー、外出先ではいろはす。
どうしても味が欲しいときはキレートWレモン。
そんな組み合わせで「飲み物の失敗」を減らすだけでも、無駄なカロリーを抑えられる。
水を多くとることは、血液をさらさらにして代謝を支える。
中年のダイエットは健康が土台。
そのうえで脂肪を減らす工夫を続けることが大事だと思う。
選びたくなるおすすめポイント
ちょっと気になるクエスチョン

水をたくさん飲むと本当に痩せる?
水を飲むこと自体で脂肪が落ちるわけではありません。
ただ、血液の流れをよくして代謝を支えてくれるので、ダイエットを続けやすい体づくりにはとても大事です。
