ウォーキングダイエットを続けるために選んだシューズ ― ニューバランス 574

続けることを考えたときに見直したこと

ウォーキングダイエットは走るより体にやさしく、通勤や買い物のついでにも取り入れやすい。
特別な時間を確保しなくても始められるのが魅力だが、実際にやってみると意外な壁にぶつかった。
長く歩いたときに感じる足の痛みや重さが、続けようという気持ちを削いでしまったのだ。

そこで選んだのがニューバランス 574
クッション性と安定感のバランスがよく、歩いても無駄に力が入らない。
履き替えたその日から「もう少し歩いてみよう」と思えるようになり、苦にならない一歩につながった。

疲れやすい靴では続かない

最初は底が薄い普通のスニーカーを履いていた。
短い距離なら問題なかったが、通勤や買い物で歩数が増えると足の裏がじんじん痛む。
帰宅して靴を脱ぐと、土踏まずからかかとにかけて鈍い痛みが残り、次の日まで引きずることもあった。
その感覚で「今日はやめておこう」と思ってしまい、習慣が崩れるきっかけになりかねなかった。

ここで学んだのは、疲れやすい靴では続かないということ。
痛みや不快感は努力ではなくただのロスで、歩こうという気持ちさえ打ち消してしまう。

ニューバランス 574に替えて感じたこと

574はウォーキングを前提に作られていて、程よいクッションと安定感がある。
履いてみて最初に感じたのは「軽さ」ではなく「自然さ」だった。

足を包むフィット感が強すぎず弱すぎず、かかとからつま先への体重移動がスムーズ。
長い距離を歩いても靴の中で足が遊ばないから、余計な力を使わない。
「今日は少し遠回りして帰ろうか」と思えるようになり、結果的に歩数が自然と増えていった。

徒歩通勤を最初の工夫にした理由

月3kgペースでダイエットする、と決めた時、最初に取り入れたのが自転車通勤を徒歩通勤に変えることだった。
実際に歩いてみると片道40分、最初は長いと感じたが、仕事帰りにトレッドミルに乗るよりもよほど効率がいい。

以前は仕事帰りに24時間ジムに通っていたけれど、着替えを含めると2時間はかかっていた。
それを考えれば、通勤時間をそのまま運動に変えられる徒歩通勤は合理的だった。

さらに歩いている間、大阪城を横目に見ながら仕事やプライベートのことをゆっくり考える時間が持てた。
ただカロリーを消費するだけでなく、気持ちを整理する時間になったのも大きかった。

続けられる理由は「履いていて忘れる感覚」

ウォーキングダイエットで大事なのは「今日も歩こう」と思えること。
574は、履いていることを忘れるくらいの自然さでそれを後押ししてくれる。

・通勤の往復40分が苦にならない
・休日の買い物で2駅分歩いても足が重くならない
・汗をかいても通気性がよく蒸れにくい

こうした小さな積み重ねで「やめたい理由」がひとつずつ減っていった。
続ける力は特別な根性ではなく、余計な負担がないことから生まれると実感した。

中年にも合う落ち着いたデザイン

派手すぎるシューズはちょっと抵抗がある。
その点、574は落ち着いた配色が多く、普段着にも合わせやすい。
オフィスカジュアルにも違和感なく溶け込み、買い物や外食にそのまま履いていける。

「わざわざ運動してます」という感じが出ないのも、続けやすさにつながった。
靴を履くのに気合を入れなくていいのは、中年世代にとっては大きなメリットだ。

AIと一緒に記録する

歩いたことはAIにざっくり伝えている。
「今日は40分歩いた」「昨日は短めに終わった」――その程度で十分だ。
AIは細かく管理しようとせず、気軽に受け止めてくれる。

正確さを求めすぎると続かない。
でも「だいたいでいい」と思えるから、報告が苦にならない。
574を履いて歩いた日々がAIに残っていくのを見ると、自然にやる気が湧いてきた。

実際の効果

574を履き始めてから、通勤と週末の散歩で月間10万歩を超えるようになった。
消費カロリーは1か月でおよそ2万5,000kcal。
体重に換算すると約3kg分になる。

もちろん全部が脂肪燃焼ではないが、確実に「太りにくい流れ」を作ることができた。
体も軽くなり、腰や肩の重さも和らいでいった。
歩く習慣が生活の一部になったのは、靴を変えたことが大きい。

シューズ選びが最初の一歩になる

ウォーキングダイエットは特別な技術も道具もいらない。
でも「続ける」となると話は別だ。

足が痛い、疲れる、面倒――そうした要因をひとつずつ減らすことが大切。
ニューバランス 574は、その最初の一歩を支えてくれるシューズだった。

歩きやすい靴を選ぶことが、習慣を続けやすくする一番の工夫になる。

ゆるおの体験談・まとめ

ウォーキングダイエットを続けるために必要なのは、強い意志や派手な目標ではない。
結局のところ、しんどさや痛みは消費カロリーとは関係がない
だからこそ、苦にならないようにする工夫が大切になる。

ニューバランス 574は、その考え方にぴったり合うシューズだった。
余計な痛みがなくなり、自然に歩数が増えていく。
やめる理由を減らすことが、続ける力につながっていく。
もし今まで靴の違いを意識していなかったなら、それを見直すだけで歩きやすさも気持ちの軽さも大きく変わるはずだ。

選びたくなるおすすめポイント

  • 疲れにくい靴を選ぶことで、ウォーキングが苦にならなくなる
  • 徒歩通勤など日常に組み込むと、無理なく続けられる
  • おしゃれだけど派手すぎないデザインで、中年でも履きやすい

ちょっと気になるクエスチョン

ゆるお

わざわざウォーキングシューズを買う必要はある?

普通のスニーカーでも歩けますが、長時間になると疲れやすさが違います。
続けるなら専用のシューズがおすすめです。

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